チュリチネブリ Sviri 2023 ジョージアワイン 白ワイン

チュリチネブリの「Sviri 2023」は、イメレティ地方ならではの繊細なミネラル感と芳醇なアロマが調和した、爽やかで洗練された白ワイン。ブレンドはクラフナ40%、ツォリコウリ40%、ツィツカ20%という、地域固有の3品種を絶妙なバランスで組み合わせています。グラスから立ち上がる香りは、白桃や洋梨、熟した柑橘に加え、ライムの花やアカシアのようなやわらかなフローラルが繊細に重なります。口に含むと、ピュアで透明感のある果実味とともに、ほんのりとしたトロピカルなニュアンスが広がり、明るい酸とミネラルが全体を引き締めます。軽快でありながら芯のある構造、そしてしなやかなテクスチャーが印象的。余韻にはクリーンでハーバルな気配とともに、イメレティ特有の穏やかな塩味が感じられ、魚介料理や野菜のグリルとの相性も抜群

イメレティ地方・スヴィリ地区の中粘土質土壌に育まれた、クラフナ、ツォリコウリ、ツィツカの3品種を用い、土地の個性を丁寧に表現した白ワインです。早朝に手摘みされたブドウは、酸7g/L、糖度23g/Lの理想的な熟度で収穫され、アロマを守るために優しく除梗後、空気圧プレスで果汁を抽出。フリーランジュースはステンレスタンクにて低温発酵され、各品種の個性—クラフナの骨格、ツォリコウリの果実味、ツィツカの酸と香り—を鮮明に表現します。一方で一部の果汁は果皮とともに伝統的な「チュリ（Churi）」で発酵・熟成され、ほんのりとしたフェノール感とテクスチャーを加えます。発酵前には低温で1日静置し、培養酵母で発酵を開始。温度管理と糖酸の定期モニタリングを行いながら精密な醸造が施されます。冬の寒さを利用した自然安定化も行われ、ミネラル感とクリーンなフィニッシュを保持。