アレクサンドロウリ(Aleksandrouli)|ジョージア

アレクサンドロウリ(Aleksandrouli)は、ジョージア北西部ラチャ地方原産の黒ブドウ品種。ザクロや野生のラズベリーを思わせる鮮烈で繊細な果実味と、ベルベットのような滑らかなタンニンが特徴です。ムジュレトゥリとともに名高い甘口「フヴァンチカラ」を生む品種としても知られ、辛口に仕込めばラチャの冷涼さを映すエレガントな赤になります。ジョージア全体の約1%しかワインを産しないラチャの希少品種を蔵直輸入でどうぞ。

アレクサンドロウリの赤・甘口ワイン

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ラチャ地方の葡萄畑で、完熟したアレクサンドロウリ種の黒ブドウを手摘みで収穫する様子

アレクサンドロウリの特徴

グラスに注がれたアレクサンドロウリからは、まず鮮やかなルビー色の輝きとともに、「ザクロ」の瑞々しい香りが立ち上ります。続いて、野生のラズベリー、ストロベリー、そして完熟したチェリーといった赤い果実の凝縮したアロマが追いかけてきます。

魅力は、ベルベットのように滑らかで緻密なタンニン、そして標高の高い産地ならではの清涼感ある酸にあります。バランスはまさに「黄金比」と呼ぶにふさわしく、ひとたび口にすれば、ラチャの清らかな空気と大地のぬくもりが駆け抜けます。カヘティ地方の力強いサペラヴィとは対照的な、優雅でたおやかな貴婦人のような風格。

ラチャ地方のブドウ畑を上空から捉えた写真

アレクサンドロウリの生産地、ラチャ地方

アレクサンドロウリはジョージア北部ラチャ地方、山間の斜面で収穫されます。標高400メートルから800メートルに位置するこのエリアは、石灰岩や泥灰岩を豊富に含む礫質土壌(石の多い土壌)が特徴です。この土壌が日中の太陽熱を蓄え、夜間の冷え込みからブドウを守りつつ、根から豊かなミネラルを吸収させます。この「標高」と「石灰岩」の組み合わせが、アレクサンドロウリに他の赤ワインにはない「透明感」と「伸びやかな酸」をもたらします。

ジョージア北部ラチャ地方の山岳地帯に広がるアレクサンドロウリのブドウ畑

希少性:限られた生産量が語る贅沢

アレクサンドロウリは、その栽培の難しさと適地の狭さから、ジョージア全土で見ても生産量が非常に限られた希少な品種です。市場に出回る量もサペラヴィなどに比べればごくわずかです。その希少性こそが、このワインを特別なものにしています。

大量生産とは無縁の、小規模な生産者たちが、一本一本に手作業で愛情を注ぎ込んで造り上げています。そのため、アレクサンドロウリのワインには、工業製品にはない「造り手の体温」が宿っています。

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よくある質問

アレクサンドロウリとはどんなブドウ品種ですか?

ジョージア西部ラチャ地方原産の黒ブドウ品種です。ザクロや野生のラズベリーを思わせる鮮烈で繊細な果実味と、ベルベットのようになめらかなタンニンが特徴です。

フヴァンチカラとはどんなワインですか?

アレクサンドロウリを主体に造られる、ラチャ地方の天然セミスイート赤ワインの原産地呼称です。補糖せずブドウの糖分だけで甘みを残す伝統製法で、キンズマラウリと並ぶジョージア甘口の代表格です。

アレクサンドロウリのセミドライはどんな味ですか?

ラズベリー系の果実味にほのかな甘みが寄り添う、飲み疲れしない味わいです。当店ではメナバゼとゴナゼ、2つの造り手のアレクサンドロウリを飲み比べできます。