サペラヴィ(Saperavi)|ジョージア

サペラヴィ(Saperavi)は、ジョージアを代表する黒ブドウ品種。果皮だけでなく果肉まで赤い世界的にも珍しい品種で、その深い色から「黒ワイン」とも呼ばれます。濃厚な果実味としっかりした渋みは、焼肉やジビエなど味の強い料理にぴったり。クヴェヴリ・オーク樽・ステンレスと造りで表情が大きく変わるため、当店では飲み比べできる品揃えを現地ワイナリーから蔵直輸入しています。初めてなら樽熟成、通なら10年熟成クヴェヴリがおすすめです。

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ジョージアの太陽を浴びて輝く、サペラヴィのブドウ。この品種特有の力強い果実味とタンニンが、ワインに深みと骨格を与える

サペラヴィ(Saperavi)の魅力

サペラヴィはジョージアを代表する赤ワイン用ブドウで、その濃厚な色調から“ブラックワイン”と呼ばれることもある個性派品種。ベリーやプラムの凝縮した香り、しっかりとしたタンニンと酸味が特徴。

選ぶ際は「仕込み」と「産地」に注目。クヴェヴリ仕込みは土っぽさとスパイス感が強く、骨太で男性的。ステンレス仕込みは果実味主体で比較的飲みやすいスタイルになります。

“カヘティ産”を選べば王道濃厚タイプ、“イメレティ”はやや軽やか仕上げ。“パワフル赤”が好きな方に最適解!

窓から差し込む光を浴びた、ジョージアのサペラヴィ。グラスの中で輝くガーネット色は、力強さとエレガンスを兼ね備えたワインの個性を表現している。

サペラヴィの特徴|果肉まで赤い、ポリフェノール豊富な品種

サペラヴィ最大の特徴は、果皮だけでなく果肉まで赤い「タンテュリエ(染色品種)」であること。世界でも珍しいこの構造により、赤い色素のアントシアニンをはじめポリフェノールを豊富に含み、グラスに注ぐと光を通さないほど深い色になります。“ブラックワイン”の異名はここから。赤ワインのポリフェノールに注目する方に、まず名前が挙がる品種です。

味わいも色に負けない存在感で、凝縮したベリーとプラムの果実味に、強いのに硬すぎないタンニン。熟成が進むとカシスリキュールのような艶やかな甘さへ変わります。週末の“自分のための一本”や頑張った日のご褒美に選ぶ女性が多いのも納得の、コストパフォーマンスの高い赤ワインです。

飲み残したボトルとサペラヴィのグラスワイン。二日目の味をチェックする様子。

サペラヴィは二日目が美味しい

開栓したサペラヴィは、実は二日目・三日目の方が美味しくなることが少なくありません。タンニンと酸が強く酸化に耐性があるため、ゆっくり空気に触れさせることで角が取れ、まろみと甘やかさが引き出されます。

飲みきれない場合は、しっかり蓋をして冷蔵庫保存し、翌日また楽しんでみてください。味が変化して“別のワインみたい!”と驚くはず。

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よくある質問

サペラヴィはどんな赤ワインになりますか?

濃い色と豊かな果実味に、しっかりした酸が同居する赤ワインになります。サペラヴィは高糖度に達しても酸を失わない珍しい品種で、濃厚なのに後味が爽やか。ステンレスの軽快なタイプから樽熟成の重厚なタイプまで幅広く楽しめます。

サペラヴィはクヴェヴリと樽・ステンレスでどう違いますか?

ステンレスは果実味がピュアで軽やか、オーク樽はスパイスやバニラの香り、クヴェヴリは野性味と複雑さが特徴です。成分研究では、クヴェヴリ仕込みから花やレモングラスを思わせる香り成分も確認されています。詳しくはサペラヴィ×クヴェヴリ製法の解説記事をご覧ください。

キンズマラウリとはどんなワインですか?

サペラヴィ100%・補糖なしの天然セミスイート赤ワインです。カヘティ地方クヴァレリ地区の限られた畑だけに許された原産地呼称(PDO)で、チャーチルが愛したと伝わる逸話でも有名。当店ではビネヒ醸造のものを取り扱っています。

陶器ボトル入りのサペラヴィは品質が良いですか?

ボトルの素材と品質は別物です。陶器ボトルは主に観光土産用のパッケージで、中身は造り手次第。当店は容器ではなく中身を基準に、現地で試飲・選定したワインだけを蔵直輸入しています。

日本産のサペラヴィとジョージア産の違いは?

丹波や能登など日本でも栽培が始まっており、冷涼で繊細なスタイルが中心です。原産地ジョージアは8000年のワイン文化とクヴェヴリ製法に育まれた、濃厚で力強いスタイルが本流。飲み比べると品種の幅が楽しめます。

サペラヴィは何年くらい熟成できますか?

良質なものは10年以上熟成し、ドライフルーツやタバコを思わせる香りへ変化します。現地には樽で約3年熟成させる「ムクザニ」という伝統スタイルもあるほど熟成向きの品種。当店では2015〜2023年の飲み比べができます。