口にする前から、少し気になる始まり方をするオレンジワインです。ほんのりとしたスモーキーなニュアンスがあり、そのあとに黄色いチェリーやドライフラワーを思わせる繊細な香りが立ち上がります。果実の印象は明るいだけでなく、完熟メロンのような豊かさ、ほのかにキャラメリゼした果実の甘やかな気配も重なります。口に含むと、ライトボディらしい軽やかさの中に、12日間のスキンコンタクトによる心地よいビター感がアクセントに。香りのやわらかさと、少しほろ苦い後味の差が印象に残り、食事の途中でも話題にしたくなるような表情があります。