シャンパーニュ方式(瓶内二次発酵)は、きめ細かい泡を生むスパークリングの伝統製法です。チュリチネブリがジョージア土着のツィツカ100%をこの製法で12ヶ月熟成させたブリュットで、年間生産量はごくわずか。今回の入荷は50本限定です。誕生日や記念日など、特別な日の乾杯にふさわしい本格派の泡です。
グラスに注ぐと、淡い黄緑の色合いにきめ細かな泡が重なり、見た目からすっと涼しい印象があります。香りは青リンゴやライム、ハニーデューを思わせる控えめな果実感。甘く大きく広がるというより、輪郭のきれいな香りが少しずつ立ち上がります。口に含むと泡は細やかで、シャープな酸とミネラル感がまっすぐに伸びる辛口。果実味は軽やかに抑えられているため、飲み進めても重さが出にくく、後味はすっきりとしたまま。余韻には柑橘の皮のようなほろ苦さと、わずかなトースト香が残ります。派手に香るタイプではなく、ツィツカらしい酸の明瞭さと清潔感を楽しむ泡。食前の一杯としても、食事の流れを整えるように使っても良さが見えます。よく冷やして開けると、クリアな表情がいっそう引き立ちます。余計な甘さを残さないところも、このワインの端正な魅力です。
スタッフとしておすすめするなら、「ジョージアの泡ってどんな感じ?」と気になっている方に、まず見てほしい一本です。こちらは瓶内二次発酵で仕立てた、かなりクリアでドライな表情。青リンゴやライムのような香りも、前に出すぎず上品です。注目したいのは、派手さではなく泡の細かさと酸のまっすぐさ。食前に開けても重くならず、食事と一緒でも味を濁しにくいところが頼もしいです。余韻のほんのりトーストした感じと柑橘のほろ苦さが、最後に少しだけ大人っぽい印象を残します。日本への入荷数は限られていますが、限定感だけで選ぶより、きれいな辛口のスパークリングとして楽しんでいただきたいワインです。泡ものが好きな方にも、ジョージアワインの入口としてすすめやすい存在です。
ムール貝の白ワイン蒸し。定番です。でも、このスパークリングには、やっぱりこれと言いたくなります。白ワインで蒸す。にんにくを少し、パセリを少し、仕上げにレモンをひと搾り。それだけで、このツィツカのスパークリングはぐっと表情を出してくれそうです。貝からにじむ塩味と旨みには、ワインのミネラル感。レモンを搾れば、ライムのような香りがさらに引き立つ。定番の料理なのに、飲むほどに「やっぱりこれだ」と思わせてくれる前菜です。
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