サペラヴィ(Saperavi)は、濃厚な色合いと力強いタンニンで長期熟成に向く、ジョージアを代表する黒ブドウです。カヘティ地方のシモネティがオーク樽で18ヶ月熟成させた看板の赤で、ブラックベリーやプラム、黒胡椒の複雑な香りにシルキーなタンニンと長い余韻が続きます。濃厚でエレガントな赤を探している方の、じっくり楽しむ晩酌の1本におすすめです。
深みのあるルビーレッドの色合いから、しっかりとした赤の印象が伝わってきます。香りの中心にあるのは、ブラックベリーや完熟ブラックプラムのような凝縮した黒系果実。そこに黒胡椒のスパイス、フレンチオーク由来のバニラやトーストのニュアンスが重なり、香りの層をつくります。口に含むとフルボディらしい厚みがありながら、タンニンはシルキーでなめらか。果実の甘やかなふくらみと、酸のシャープな輪郭が調和し、濃厚さの中にも整った流れがあります。余韻にはバニラやスパイスがゆっくり残り、熟成による深みを感じさせます。
「今日はちゃんと赤が飲みたいな」という日に、まず候補に入れたいワインです。ブラックベリーや完熟プラムみたいな濃い果実感があって、飲みごたえはしっかり。でも、渋みでぐっと押してくる感じではなく、口当たりはなめらかです。黒胡椒やバニラのニュアンスもあるので、ただ濃いだけで終わらないのがいいところ。軽い赤では物足りないけれど、重すぎる赤もちょっと違う。そんな日の“ちょうどいい本気の赤”です。
いつものお肉が赤ワインの贅沢おつまみに「牛すじ肉(または牛すね肉)の赤味噌煮込み」居酒屋の定番メニューである牛すじ煮込みを、少しアレンジした、ほったらかしでできる煮込み料理です。味付けのベースはいつもの赤味噌(八丁味噌など)とみりんですが、仕上げに粗挽きの黒胡椒をこれでもかとたっぷりに挽き入れます。赤味噌の熟成された深いコクが、樽熟由来のスパイスが長く続き、熟成の深みと完璧に合致します。コトコト煮込まれてホロホロになったお肉のゼラチン質がワインの渋みを丸く変化させ、サペラヴィ本来の酸で綺麗に流れます。納得のペアリングです。
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